●点火系強化

○PBシステム ボンファイア(使用休止中)
 
 今は無きシグマエレクトロニクスプランニングの製品で、その名もPBシステム・プロフェッショナルボンファイア。「プラズマ点火」というのが売りの点火システムで、まあ今となっては単なる当時モノの変な点火システム。メインユニットであるDC-DCコンバータで電源を昇圧させて専用設計のコイルにブチ込むといった感じのもの。実際に装着すると、確かに全体的なトルクアップが体感できる。更に特徴的なのが、点火時期をかなり進められる事。点火時期を色々試す幅が広がるので、面白いといえば面白い。ほとんどネタですけど・・・そのうちCDIなどに手を出してみようかと思う今日この頃です。

○セミトラ化

 セミトランジスタ点火装置を取り付けました。モノは永井電子のUTI6000Sというモデルで、ポイントは点火信号用に残したままトランジスターリレー回路を追加して、これでスイッチングを行うのでポイントの焼損が防がれつつ、火花が強力になるというものらしい・・・・電気オンチの私にも簡単に取り付けできました。
 元のポイント式ノーマル点火でコレといった不満は感じていませんでしたが、確かに始動性は多少よくなったような気がします。あと、回転のガサツさが減りました。コストパフォーマンスも高いですし、Egやキャブレターをいじくりまわす前に、点火などの適正化を図るという意味では中々良いかもしれません。
 体感では、PBボンファイアの方が上でしたが、こうなってくるとCDIやフルトラにも興味が涌いてきてしまいますね・・・・・。

○一次電圧と二次電圧を強化

 今度は点火コイルを開磁式から閉磁式に変更してみました。磁束を鉄芯に通して磁束を大きくし、二次コイルでの発生電圧をアップさせるというのが効能のようです。ついでにリレーが余っていたのでバッテリから直接12V電源を引っ張りました。一次電圧をロスなく与えるのが目的です。手元あったものばかりを組み合わせているのでセミトラ化と合わせて2000円くらいです。結果は中々良好で、回転の上昇が滑らかかつ迅速になりました。CDIを手に入れるまではこの組み合わせで行こうと思います。うーーん。CDI欲しい。